GENERAL SOLUTION

生産的に無駄を生産する

湘南乃風「純恋歌」の歌詞を徹底的に考察する

10年ほど前に一世を風靡した歌がある。

その中でマイルドヤンキーな彼らはこう歌う。

「大貧民、負けてマジ切れ、それ見て笑って楽しいね」

 

不可解である。何が不可解かと言うと、主な理由は2点あげられる。

 

1.大貧民で負けた程度で、なぜ彼(歌の主人公がベタ惚れしている女性がマジ切れした可能性もある)はマジ切れしてしまったのか

2. 何故、彼がマジ切れしている一方で周囲は楽しいのか

 

1については、極端に彼が短気であるという筋もなくはないであろう。それにしても、大貧民で負けた程度でマジ切れ、それは本人もあとあと後悔するであろう大失態であることは明白である。

2については、何の仮説も寄せ付けないほど不可解である。

マイルドヤンキーを標榜している彼らであるから、マジ切れというのは実に凶暴な状態であると推測できる。それを見て笑って楽しいねというのは実に不可解であり、凡人にはもはや理解不能である。

 

このように、私が長年抱いてきた疑問は今日噴出することと相成った。

尚、この歌、純恋歌に潜む不可解な点は上記にとどまらない。

 

この機会にじっくり考察し、読者の諸君にその解釈をゆだねたいと思う。

 

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コミュ力=人間力ではない。コミュ力とは技術である

コミュニケーションとは難しいものである。

よかれと思って発した言葉が相手の顔をゆがめることがある。それが例え善意に満ちていたとしてもだ。

 

近頃ちまたで、コミュ力という言葉が乱用されるようになった。なにかあればコミュ力、ことあるごとにコミュ力である。コミュ力がない人種は「コミュ障」という、人を小ばかにしたような蔑称で呼ばれることに甘んじなければならない。

 

なんという事態であろうか。元来コミュ障の障という字は障害の障であり、その意は「世の中の大部分の人間にとって容易である生活上の行為に困難を生じる」ということであろう。

そしてこの言葉には、「コミュニケーションなどほとんどの人にとっては円滑にこなせて当たり前」というニュアンスがある。

 

果たして本当にそうであろうか。

 

コミュニケーションとは、誰にでも容易にできるほど単純なものであろうか。

否、私はそうは思わないのである。

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いいね!はやがて人類を滅ぼす。共に闘おう

 

 人は誰もがホメられたい。ホメられて嫌な気持ちがする人はいない。

人はみな、ホメられるために生きているといっても過言ではない。

 

ホメることはどのような場面でも通用する、アトミック・ボムといえる。

 

を作ってもらったなら、提供者に美味しい!と伝える。

いい色をしたカーディガンを着た人に会ったなら、「季節感があるね」と持ち上げる。

東にデカ女がいれば「中身は繊細で優しいよね」と内面をほめ、

西にオタク男がいれば「自分を貫いてて逆にかっこいいね」とおだてる。

 

そうした人の「ホメ能力」はやがてコミュ力として認知され、自然と周りに人が集まってくる。ホメることはこれほどに有効なのである。

 

そのような傾向はインスタやフェイスブックを見ても明らかなことだ。楽しい写真をアップすることで、みんなから「いいね!」とホメられるのは嬉しい。

 

私にもかつて、いいね!と言われることで自分のアイデンティティーを確認していた時期があった。どこかで聞いた名言風の言葉をばれない程度に改ざんして、いいね!を生産しようとした時期もあった。ホメに飢えた男のむなしい努力である。

 

ところで、いいね!というシステムは人からホメられた量が数字として見えるという意味でなかなか末恐ろしいものがある。

 

数字化されたことで、私たちは自らのホメられ度を他人と明確に比較することができるようになった。これはスマホが普及する前にはなかなか無かったことである。

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般若心経のリアルガチ現代語訳

般若心経は何千年という時を超えてうけつがれてきた仏教経典を要約したものである。

何年か前に、ツイッターでこの般若心経の現代語訳が出回ったことがある。

 

小難しい般若心経を現代の言葉に直すという斬新なアイデアにカルチャーショックを受けたのを覚えている。

 

それから私は般若心経の原文にあたり、解説書を何冊か読み、ブッダお前は結局何が言いたいんだということを考えるに至った。

 

そのあとで、改めて思うことがある。

 

当時出回った般若心経の現代語訳は、必ずしも名訳とはいえない。

知らない読者のために、その全文を引用しよう。

 

 

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。
苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

この世がどれだけいい加減か分ったか?
苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ。
お気に入り詳細を見る
見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。


先の事は誰にも見えねぇ。
無理して照らそうとしなくていいのさ。
見えない事を愉しめばいいだろ。
それが生きてる実感ってヤツなんだよ。
正しく生きるのは確かに難しいかもな。
でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ、苦しんで生きる必要なんてねえよ。
愉しんで生きる菩薩になれよ。
全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな
適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

勘違いするなよ。
非情になれって言ってるんじゃねえ。
夢や空想や慈悲の心を忘れるな、
それができりゃ涅槃はどこにだってある。

生き方は何も変わらねえ、ただ受け止め方が変わるのさ。
心の余裕を持てば誰でもブッダになれるんだぜ。
この般若を覚えとけ。短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい、細けぇことはいいんだよ。
苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、そういうモンなのさ。
今までの前置きは全部忘れても良いぜ。
でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。
心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、全ては此処にあり、全てを越えたものなり。』
『悟りはその時叶うだろう。全てはこの真言に成就する。』


心配すんな。大丈夫だ。
 

 
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ネガティブな感情はウンコと同じである


私たちはみな毎日、朝目覚め、学校や仕事に向かい、飯を食い、ウンコをして生きている。これは人間ならば絶対的に歩むプロセスである。佐々木希も、武井咲も、上戸彩も、みな毎日、ある程度ウンコをして生きている。

 

ここで私は何も、女優の排泄シーンを想像することでそのギャップにエロスを感じようという理由でこんなことを話しているのではない。そのエロスは否定しないが、少なくとも、それだけではない。

 

私の言いたいのは、「怒りや妬みなどの感情は、ウンコと同じである」ということだ。我々は毎日の生活の中で、時に友に裏切られ、時に上司に叱られ、時に駐車違反の切符を切られたことに逆ギレしながら生きている。

 

そういった出来事は、人間がいわゆる「普通の生活」を送ろうとするならば、避けては通れないことである。非暴力主義をかかげたガンジーでさえ、たった5分の路注で切符を切られれば逆ギレするはずである。

 

そして、そういった感情は必ずなんらかの形で外に吐き出してあげる必要がある。

吐き出さなければ、やがて感情が死ぬ。

 

勘のいい読者はすでに気付いたであろう。

 

すなわち、「我々の中に感情が生まれ、それを処理する過程は、ウンコのそれとまったく同じである」ということだ。

 

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【徹底検証】高速夜行バスは危険なのか?事故件数&事故率を調べてみた

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2016年1月15日、軽井沢のスキー場に向かう高速バスが横転して14名の死者を出す悲惨な事故が起き、大学生が多く乗っていた事実もあいまって世間に衝撃を与えた。新幹線や飛行機よりも費用が安いことから、学生が旅行費用をおさえるために利用することが多い高速バス。今回の事故をきっかけに安全性を疑問視する声が挙がっている。

高速バスは他の移動手段に比べてどれほど危険なのか?

本記事では高速バスの事故数を調べ、他の移動手段との比較を含めて検証した。

尚、この記事は高速バスやその他交通機関における事故を容認するものではなく、あくまで利用者側の視点で正しい情報を認識することを目的とする。安全に対する関心は高いに越したことはないよ。

高速バス自体の事故率は0.001~0.01%

平成24年度のデータがあったので簡単にまとめてみた。

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 引用:平成24年度 第2回 車両安全対策検討会

http://www.mlit.go.jp/common/000229255.pdf

 

表の事故数は、高速道路における交通事故として扱われた件数の総数だ。こうして見ると、バスの高速道路における年間事故件数は60件、全事故数に対する割合は0.90%

1年間における高速バスによる輸送人数は年間1億人程度といわれていることから、バス1本における輸送人数を50人として年間の高速バス本数をざっくり計算すると、約200万本。つまり、年間200万本の高速バスの運行があるうち、事故件数は60件。

 

事故件数60件 ÷ 年間200万本 =  0.00003 = 0.003% 

 全運行本数のうち、事故を起こす本数は0.003%。3万本に1本の確率だ。

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芸術家・岡本太郎の名言から学ぶ人生論

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芸術家・岡本太郎といえば「芸術は爆発だ!」という言葉を残したことで有名だ。一般的にはただの「変なおじさん」で通っているけど、その言葉には並々ならぬ生に対する覚悟が表れていて、心に響くような名言をたくさん残しているんだ。

今回はそんな岡本太郎の名言をいくつかピックアップした。

 

岡本太郎の経歴

1911年、東京で生まれる。

高校卒業後パリ大学に単身留学。

ピカソの作品に大きな影響をうける。大阪万博の「太陽の塔」を手掛ける。「新しさ」に大きな価値を置き、抽象芸術において前衛的な作品を数多く発表。

 

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