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【海外旅行】僕が格安ニューヨーク旅行を一人で全て計画し、楽しんだ方法【一人旅】

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アメリカ旅行の定番、ニューヨーク。「宿の予約はどうすればいいの?」「現地での交通手段は?」、、、面倒くさいからツアーにしてしまおう。わかるよ。でもね、僕は言いたいんだ。

「そのニューヨーク旅行、もっと安く、楽しくなるよ!」

ツアーで予約すれば確かに宿の予約を個別でする必要もないし、飛行機もなにも全部ひっくるめて旅行日程が立つから楽だよね。でも、自分で全てプランしたほうが確実に安くなるし、自分で旅を進めていく達成感にも素晴らしいものがあるんだ。

本記事ではツアーではない、自由なニューヨーク旅行を格安で楽しむためのポイントを見ていく。

先に行っておくけど、この記事は「自分でプランを作り、安く楽しくニューヨーク旅行をしたい」人向けだ。貧乏学生の一人旅行なんかにはきっと役立つよ。ただ、予算があって、豪華な旅行を楽しみたいって人にはあまり参考にならないだろうから、 残念だけど他の人の体験談を参考にしてほしい。

 

 必須アイテム & 便利なアイテム

最初に、ニューヨークを旅行するうえでの必須アイテムを紹介する。以下に挙げるアイテムはニューヨークだけでなく、アメリカ旅行をするならば決して知っておいて損をしない知識だから、この機会にぜひ覚えておこう。

 

 必須アイテム

 

クレジットカード

アメリカはカード社会だ。どんなに小さいお店でも支払いは99%クレジットカードで済ませることができる。いやいや、自分は現金派だ!と、例えば5ドルの買い物を100ドル紙幣で払おうとした日には、露骨に嫌な顔をされるか、最悪お釣りがないとの理由で断られるのが関の山だ。

だから、必ずクレジットカードを用意していこう。ここで注意、デビットカードはNG、必ずVISAかマスターカードのクレジットカードを用意する必要がある。理由は簡単。JCBやアメリカンエキスプレスのクレジットカード、またはデビットカードだと、アメリカ国内で利用できる場所が極端に少ないんだ。一方で僕の経験上、VISAとマスターカードのクレジットカードが使えなかった試しは一度もない。

※デビットカード:使った金額がその場で預金口座から引き落とされるカード。

 

現金 

20ドル紙幣で200~300ドル程度持っておくと、クレジットカードを無くしたときなども安心だ。20ドル紙幣なら大抵の店で普通に使える。いざという時のためにも必ず現金を用意しよう。なお、財布に全てをいれて持ち歩くのはよくない。パスポート・クレジットカード・現金などの貴重品はなるべく分散させれば、どれか一つを紛失したときのダメージが最小限で済むからね。

 

ガイドブック

かなり重要。特に地図や地下鉄の路線図があると移動の際必ず役立つ。Amazonなどで中古で買えば安く入手できるから、1冊もっておこう。

 

小さ目のリュック

トートバッグでもショルダーバッグでもなく、リュックだ。トートバッグやショルダーバックだと口が開いてるものが多い。これだとスリなどに会う危険性が大きくなる。一方リュックならば、たとえば地下鉄の車内でも体の前のほうに持てば安心だし、両手も塞がらずに済む。国内旅行をするときにもリュックは必ず使うから、質のいい頑丈なのを1個買っておくといいよ。肩から下ろすことなく荷物を取り出せる画期的なリュックもある。

 ちょっと高いよね。でもこの機構は素晴らしく画期的で、僕もいま購入を迷ってる。買ったら改めてレビューするよ。

 

あれば便利なアイテム

 

電子辞書または英会話ブック

旅行中に使うフレーズはそんなに多くないから、英語が苦手な人でもそれほど心配する必要はない。ただ、飛行機の機内や空港のセキュリティチェック、レストランでの注文時などに相手が大体なにを言っているのかを予測できるように、英会話本で予習しておこう。

海外で使えるWiFi

1日1500円程度でネット環境を用意できる、海外専門のWifiレンタル というサービスがある。定額制で、スマホのローミングを使うよりはるかに安い。使わない手はないね。ネットが使えればGoogleMapsも使えるし、街の散策も段違いにはかどるよ。

 

航空券と宿を格安で済ませる予約方法

 

航空券

旅計画の第一関門。ニューヨークには3つの空港があるんだけど、旅行初心者の方にはジョン・F・ケネディ空港を勧める。交通の便がよく、空港から宿までの移動が楽なんだ。

航空券を選ぶポイントは、

・発着時間

・乗り換えありか、直通がどうか

・値段

3つだ。ニューヨークには地下鉄が24時間走っているから、どんな時間に現地に着いたとしても、地下鉄とタクシーに乗れば宿にはたどりつける。とはいえ、深夜に一人で夜道をウロウロと危険だから、女性は特に発着時間には気を付けよう。でも、深夜や早朝着の便はやっぱり値段が安い。節約したい人は、例えば安い深夜便をとって朝まで空港で寝るという手もアリだ。空港はかなり安全だし、同じように夜を明かしている旅人もきっとたくさんいるよ。

一括比較で格安チケットを選べるSkyscanner

安く抑えるための基本は複数の航空会社を比較すること、これに尽きる。そこでおすすめなのがSkyscannerというサイト。レイアウトが見やすいし、何より大量の航空会社のチケットを一括で検索してくれる。いくつかのチケット予約サイトを使ったけどこれがダントツでおすすめだ。スマホアプリもあるから、この機会にインストールしておこう

 

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往路と復路を発着日時別に比較できる

 

予約する時期

早ければ早いほど安くなるってものでもない。安く抑えたいなら2~3か月前がおすすめだ。あとは、航空券は平日に買うほうが安いというデータがある。週末を避けて、2か月ほど前に予約する。この2つがポイントだね。

 

宿

費用を安く抑えたいならホステル一択だ。ホステルとは、複数人で部屋をシェアするかわりにとてもお値段がお手頃価格に抑えられている宿の形態のこと。ポピュラーなのは4人部屋。他人と部屋をシェアするのは少し抵抗があるかもしれないけど、考えてみれば旅行中部屋にいるのなんて寝るときくらいだからね。もちろんこの点については他の旅行者も同じだ。実際僕がホステルに泊まったときも、部屋に4人が集まることはほとんどなかったし、部屋に帰っても誰もいないなんてこともあった。それに、偶然相部屋になった日本人と仲良くなったり、なんていう出会いもあるかもしれないよ。ちなみに部屋には大体簡易金庫もついているから、荷物を置いていくことももちろんできる。

せっかくだから、ニューヨークのおすすめのホステルを紹介しよう。

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The Local NYCというホステル。ここ、最高だよ。まず価格が安い。時期にもよるけど、4人部屋なら一泊40ドル程度。施設はかなり綺麗でWiFIも通っているし、留学生や若者、ビジネスマンなどで溢れていてとても活気がある。その上交通の便や立地もいい。もちろん女性専用4人部屋もある。中にはバーがあって、ときどきジャズライブなんかの粋な催しもやってる。外で飲むのが億劫であればここで飲んで、疲れたら部屋に直行バタンキューなんてこともできるんだな。

 

予約方法

自分で宿を予約しようなんて思ったら億劫だよね。でも大丈夫。日本語でニューヨークの宿を検索・予約できるサイトがあるんだ。

www.booking.com

上で紹介したThe Local NYCも予約できる。レビューも見れるから、自分にあったホステルを探してみよう。

 

現地での交通手段

予算を安く、かつ利便性を求めるならメインは地下鉄とタクシーになる。行きたい観光スポットの最寄り駅まで地下鉄で行って、そこから徒歩かタクシーという流れだね。 

 

地下鉄

ニューヨークの地下鉄は24時間運行している。料金は片道2.5ドル、往復5ドル。距離は関係ないからどこまで乗っても料金は変わらない。購入の際にはクレジットカードが便利だ。切符の購入にもカードが使えるなんて便利だよね。

地下鉄に怖い印象を持ってる方もいるだろうけど、しっかり気を抜かずに乗る分には全く問題ない。当たり前の話だけど、乗客は若いOLのお姉さんやビジネスマン、大学生など日本の電車とそう大差ない。旅行者も多いし、深夜に乗っても危険を感じることはほとんどないくらいだ。ただ居眠りはよした方がいいね。スリに合うかもしれない。

 

タクシー

手をあげて止めるまでは日本のタクシーと一緒。場所を伝えるときは場所の名前をダイレクトに言うか、住所をスマホで見せればほとんど分かってくれる。たまに外国人運転手などが運転していて場所を知らないといわれることがあるけど、その場合は"キャンセル"と一言伝えて車から出ればいいよ。あらかじめ目的地周辺の地図を印刷しておくと見せるだけだから便利だね。

 

低予算で楽しめる観光スポット5選

定番スポットのうち、低予算で楽しめるスポットを5つピックアップした。

 

メトロポリタン美術館

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世界最大規模の美術館。所蔵品の数はなんと300万点。ざっくり見て回ったとしても一日ですべて回るのは不可能だ。世の中の物が全部あるって感じだね。しかも驚いたことに、入場料はを自分で決められるんだ。入場の際には受付の人がごちゃごちゃ説明してくれるけど、黙って1ドル札渡せば入れる。個人的にはニューヨークで一番印象に残ったのがこの美術館だった。建物の周囲には屋台も多く出店していて楽しいよ。

 

タイムズスクエア

世界中から人が集まっていて巨大モニターが輝いている光景はとにかく圧巻だ。ショッピングするならこのあたりがいいね。バーなんかも結構あるから、夜ぶらぶら歩くだけで楽しい。タイムズスクエアにあったバーで撮った写真を1枚載せておく。深夜0時でもこの盛況っぷりだ。

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 ウォール街

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の舞台にもなった、世界の経済の中心地。散策のルートに含めるといいよ。ただ、正直来てもこれといってやることはないからね。期待しすぎないように。「ほう、こんなもんか」と、投資家にでもなった気持ちで道のど真ん中を闊歩するのも悪くないだろう。

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 自由の女神

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小さくて申し訳ない。

近くで見るにはここから水上バスに乗る必要があるんだけど、雨が降っていたのと、財布がさみしかったので遠くから見て満足することにしたんだ。水上バスの料金は10ドル程度。 近くで見たらきっと圧巻だよ。

 

グラウンドゼロ

上に挙げた4つとは少し趣が違うけど、ニューヨークにきたのなら是非訪ねたい場所。穴を囲っている碑には、9.11事件で亡くなった方々の名前が刻まれている。

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まとめ

大手旅行会社のツアー価格を調べてみたけど、上記に挙げた方法を活用すれば格安ツアーと言われているものよりもさらに2~3万円ほど費用を抑えることができるよ。

あなたも、安くて、自由で、ちょっとした冒険のような旅に出てみないかい?