GENERAL SOLUTION

生産的に無駄を生産する

【自分を変えたい人へ】欠点を直す前に。それは本当に欠点かい?

f:id:junriki222:20160115194609j:plain

書店に行けばいろんなタイトルの自己啓発本が並んでいる。中でも人間関係や心理学について書かれた本が多い。

こういったジャンルの本は魅力的だ。読むだけで自分の欠点を直せると思わせてくれるタイトルが多いからね。読んだだけで自分が新しく生まれ変わったような気持ちになったりする。ただ一つだけ。自分を変えようとする努力はもちろん素晴らしいけど。忘れてはいけない大切なことがある。 

その欠点、本当に欠点なのかい?

人見知り、傷つきやすい、ネガティブ、それは全部欠点で直すべきだというのが一般的な考え方だよね。

外向的で社交性のある人が社会的に評価されるのは当然として、内向的で繊細な人間はあまりに評価の外に置かれすぎているよね。そもそも、欠点は絶対的に存在しているものじゃなくて、自分と自分が置かれている環境の関係性によって変わるものだ。

例えば人見知りは短所としてやたら批判されがちだけど、視点を変えてみてみれば、人見知りな人には鋭い感性が備わっている場合がものすごく多いんだ。芸能人を挙げるならば松本人志は、プライベートではものすごく人見知りなことで知られている。

人見知りは他人の顔色を気にしすぎるというのが一つの原因。しかし成功した人たちは他人の顔色を気にした上で、面白いことや気の利いたことを言っているから成功しているんだ。そもそも他人の顔色に鈍感な人にはできないことをやっているというわけだね。

と、こんな風に、欠点は見方によっては強みに変わるものだ。それでも僕らは欠点は直すべきだと教わってきたし、そう信じている。でもね、欠点を直せばその裏にある長所も殺してしまうこともあるんだ。

あるTEDスピーカーはプレゼンの中でこんなことを言っていた。

「人間はいろいろな感情の中から一つだけを選んでなくすことはできない。例えば悲しみを押し殺そうとすれば、同時に喜びなどのポジティブな感情も押し殺すことになってしまう。」

まったくその通りだと思う。人と対する時の不安を押し殺そうとすれば、同時にその際に発揮できるはずの鋭い感性も殺すことになる。

人見知りを例にとって説明したけど、他の「欠点」についてもきっとあてはまる事だよ。

 

欠点を強みに変えた偉人の具体例

世界を変えたような偉人には、ともすれば社会不適合者ではないかと思えるような人がすごく多いんだ。

 

例1 エジソン(工学者)

幼少期からなんにでも疑問を持ち、質問を投げかける癖があった。学校でもその質問癖を発揮し、教師からは知恵おくれ扱いされ、学校を退学する。退学後は母親のもとで勉強を続け、のちに発明王になる。

 

例2 ブルースリー(アクションスター)

生まれ故郷の香港で喧嘩に明け暮れたことを理由にほとんど勘当されるような形で香港を追い出され、渡米。渡米先では新聞配達などのアルバイトを行う。(この際レストランで皿洗いなどもやっていたようだが、続かずにすぐやめてしまっている。)

格闘技に熱中し、大学を中退。のちにアクションのスキルが認められ、俳優兼武道家として大成功。

 

例3 ショーペンハウアー(哲学者)

父親の自殺など家庭環境に恵まれず、非社交的な性格に育つ。著書のなかでも社交界や当時流行していた娯楽などを痛烈に批判し、晩年はほとんど社会から断絶された環境で生活した。生前はまったくその才能を認められなかったが、孤独の中で哲学に対する考察を続ける。死後業績が認められ、のちの哲学界に大きく影響を及ぼす。

 

あえて極端な例をあげてみたけど、ある分野で突出した才能を持った人が、いわゆる普通の生活になじめずに弾かれてしまうケースが多いのは事実だ。

 

まとめ

もう一度言うけど、いまあなたが自分を変えようとしてるってなら、それは素晴らしいことだし、誰もその努力を否定する権利はない。でも、自分を変えるってのはすごくストレスフルだし、くじけそうになる時もある。だから、辛くなったら、「欠点は強みなんだ」って思い出すといいよ。